PORTRAM

LRT

神戸市へのLRTの提案

観光用が主目的のこの路面電車は、運転席を2階部分に部分に設ける事により、一階部分を全て展望用客席として利用する事ができるようになっている。 また、こうする事により最前部と最後部には視界の大きなパノラマビューの席が生まれ、観光用として極めて大きなアドバンテージを得る事ができる。 超低床式の車体は、縦置きモータで駆動される動力輪ユニットを連結部分の蛇腹の内側左右に設けるウィーン方式を採用し、前後の誘導輪は直径40cm程度の小径輪を車体前部と後部の座席下に納める。 これにより、車内からモーターボックスが無くなり、従来に比べより車内レイアウトの自由度が増す。 その他インバーター等の機器類は、一般的な低床LRTと同様屋根裏部分及び運転席後部に納める。 給電は、従来同様の架線からとする。

これは、地元誌「月刊神戸っ子」の特集のため、神戸デザイン協会の依頼で作成した想像図。
昔は路面電車が走っていたこの街。 この様なLRTが復活してくれれば良いのだが現実は難しい。
ちなみに、車体側面のロゴ「PORTRAM」は、現在富山のLRTの愛称となっているが、これはそれが発表される前のもの。 語源は、PORT(港)+TRAM(路面電車)の合成語。 神戸には、PORTが付く名称が多くまた相応しいと思う。